オンラインショップをやっていると、ときどき思います。
漆器って、写真だけじゃ伝わりにくいなぁ。
もちろん、木目や漆の艶、光が当たったときの表情が伝わるように、できるだけ写真に残しているつもりです!
でも、画面越しでは伝えきれないものがあります。
それは、手に取ったときの感覚。
「思ったより軽い」
「なんだか手になじむ」
「この艶、写真よりきれい」
実際に触れてみると、そんな発見があります。
漆のものは、見た目だけではなく、重さや手触り、光によって変わる表情まで含めて楽しめるもの。
だから、オンラインショップはちょっと難しい(笑)。
「実物を見てください!」
と言えたら簡単なのですが、そうはいきません😂
だからこそ、写真だけではなく、つくり手である塗師のことや、技法、見てほしいところも、言葉で伝えていきたいと思っています。
そして何より、漆のものは使ってみてからが面白い。
毎日のご飯に。
お気に入りのお菓子に。
お茶の時間に。
身に付けるものとして。
特別な日だけではなく、いつもの暮らしの中で使ってみる。
すると、最初は「きれいだな」と思っていただけのものが、少しずつ自分の暮らしになじんでいきます。
それが、漆のある暮らしなのかもしれません。
写真だけでは伝えきれないものもあります。
それでも、写真や言葉を通して、
「この形、好きだな」
「この色、いいな」
「なんだか気になる」
そんなひとつに出会ってもらえたら。
「漆と、塗師と。」が、そのきっかけになれたら嬉しいです。