寺嶋剛弘/Terashima, Takahiro
素材をいかし、それがものとして美しいか。
青森県青森市出身 盛岡市在住
2016年安代漆工技術センター研修修了
他の素材と組み合わせることで、様々な表現や質感を生み出すことができるところに魅力を感じ、漆の世界へ飛び込んだ寺嶋さん。
安代漆工技術センターで2年間漆を学んだ後、独立して展示会などで作品の展示販売を行っています。
ここれまでの漆職人の枠にとらわれない作品を生み出すと評される独創的な作家です。
創作において最も大切にしているのは、
「素材をいかし、それがものとして美しいか」
その姿勢は、代表作である酒器「WASHUKI」にも反映されています。
形、デザイン、機能性とモノとしての美しさ、佇まいの追求は、
飲み口の角度、縁の薄さ、径、高台の高さなど細部まで徹底的なこだわりにつながります。
今後はオリジナルの新しい器や平面作品への挑戦を視野に入れ、さらなる表現を模索しています。